自称うさぎ


▼二〇〇四年九月▼


九月二十九日(水)


みなさんごぞんじのとおり、「カ」と「バ」の二文字でつくることのできる単語は二つあります。デオキシリボ核酸とリボ核酸とニューヨークです。しかし、私はとうとうこの二文字でつくることのできる三つ目の単語を発見しました。それがこの薬です。これはすばらしい薬です。この薬を飲むことにより、我々はこの薬を開発することができます。そして、月日は流れ…。この町にも三度目の春がやってきました。バタフライはフライング、桜の花が咲き乱れ、乱れきって、四度目の春はやってきませんでした。五度目がやってきました。悲劇です。 (中略) というわけで、先日無事十月になったわけですが、本当に月日がたつのはあっという間ですね。時間の流れが早く感じる、私もそれだけ年をとったということなのでしょうか。いえ、そんなことはありません。私もそれだけ年をとったということです。意外な盲点でしたね。それでは昨今の年をとったりとられたりな殺伐とした世の中ではありますが、みなさまどうか心にゆとりを持ってお過ごしくださいごきげんよう。




九月二十五日(土)


日記サイトなので旅行中の日記を書くのが使命であり使命ですか?

それは、9月19日晴れのことでありました。
三浦半島にある油壷マリンパークという水族館に行きました。うきうき

水族館ではサメやソフトクリームなどたくさんのおさかなさんたちが出迎えてくれました。
もくずのジョーイも出迎えてくれました。





もくずのジョーイ


キリッ


死んでしまえばいいと思う。




水族館ではたくさんのかわいいおさかなやソフトクリームを見ました。

イルカ・アシカショーも見ました。

カレーが好きです。

ショーを見た後、イルカの水槽に行くと、おっさんが身を乗り出して手をイルカの口につっこんで戯れていました。いつまでも、いつまでも…。

"イルカだけが僕のことをわかってくれる…家族なんか…っ"という言葉が脳裏を過ぎります。せつないですね。

その横では三浦半島ということでふたりはプリキュアショーが開催されていました。
なんちゃらオーロラウェーブでソフトクリームが溶けました。

そしてふとイルカの水槽に目を戻すと、いつのまにかおっさんがいなくなっていました。

たぶん喰われたんでしょう。




そんなこんなで余裕で予約しておいたペンギンとのふれあい体験をしました。
もこもこしていました。
手は固かったです。
手を喰われました。



ふつうに記念のツーショット
ペンギンが吐く特殊な超高温ガスの影響で一部ぼやけてるが気にしない
強風で頭がもこもこなのはおされ。




九月十六日(木)


ヨーロッパの古いことわざに、「ちくわの穴は神の国に通じている」というものがあります。しかし、この年になって私は思うのです。お札をポケットに入れたままズボンを洗濯してしまったのですがどうしたらいいでしょうか?ええ、それはたいへんですね。しかし、そこでアイロンをかけるのは素人のやることです。玄人たる我々はそのようなことわざはありません。騙された。ちくわに騙された。海を見に行こう。行ってきます。更新頻度にムラがあるのは仕様です。おそらく三ヶ月周期です。




九月八日(水)


多くの人が自分とドッペルゲンガーとを見分けられないように、みなさんのほとんどがキャベツとレタスの違いを見分けられないことと思います。しかし、それは仕方がないことなのです。恥ずかしがることではないのです。キャベツとレタスは同じものなのですから見分けがつかなくて当然です。たしかに、世間ではキャベツとレタスは違うものだと認識されています。ですが、次のことを見てください。これは先ごろ私が発見したレタスとキャベツが同一のものだという証拠です。まず、「レタス」という三文字を次のように入れ換えます。「タレス」。そして、ここからが大切なのです。次に、「キャベツ」という四文字を同じように入れ換えてみます。すると…「タレス」!見事に一致しました。この事実を前に否定派のみなさんはなにを思ったでしょうか。なにを思おうとも、もはや反論の余地はないと思います。そう、キャベツはレタス、レタスはキャベツ、両者は同じものだったです。そもそも、スーパーの野菜売場は虚数時間と空間が全く対等で障壁を加速度的にかけ上がり減速しつつ反対側に下りレタスとキャベツが結びつきガンマ線を放出しながら対消滅を起こし宇宙が消滅しましたさようなら。