日差しが吹きすさぶぽかぽか陽気なそんなある日、私がふと目を横にやると、若者たちがこんな会話をしていた。
若者A「オーストラリアってこれだよな?」 若者B「そうそう」 若者A「じゃあさ、このオーストリアって…?」 若者B「オーストラリアを英語で言うとオーストリアなんじゃね?」 若者A「ああ、なるほどなぁ」
科学の進歩は常に既存の価値観に立ち向かうその姿勢によって育まれてきた。私は彼らの今の学会では到底受け入れられないであろう奔放な新学説に次世代の輝きを見た。今のお堅い学会の長老たちに果たしてこのような危険とも言える学説が唱えられるのか。新たな世界を築くことができるのか。しかし、新たな世界の芽は確かに育っていたのだ…。私はその感動をここに記すものである。
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