自称うさぎ


▼二〇〇六年一月▼


一月三十二日(水)


ぼくはたばこというものを吸ったことはないのですよ。でもよくああぼくはたばこを吸ったことがないはずなのに吸った記憶があるどう考えても吸った感触を覚えているでも吸ったことはないんだよなぁひょっとしたら吸ったことあったっけあった気がするなぁという状態になる夢を見ていたのですがそれが最近ではとうとう夢ではなく現実でもそのような幻覚に襲われるようになってきてしまって夢と現実の区別がわからなくなってきたという夢をよく見ます。お昼寝がすきです。




一月二十日(金)


いくらかわいい孫でも我慢の限界があるという類の表現で、孫の顔もストイコビッチってよく言うじゃないですか。いや、言いませんけど。あれってなんでストイコビッチなんでしょうかね。もっと他に表現の仕方がなかったんでしょうか。これではストイコビッチがかわいそうです。そこで考えた別の表現方法。そして忘れた別の表現方法。忘れられた別の表現方法。たのしく空を飛ぶ別の表現方法。朝の6時からこの日記書いてますおはようさまですナナメです。でもそろそろでかける時間です。続きは帰ってきてから書きましょう。それでは行ってまいります。ただいま帰りました。それでなんでしたっけ。えーと、やかん?やかん…?やかんのやさしさの弁証論的探求?朝から変な日記書いてますね。ぼくは本当はもっとこう、崇高な日記が書きたいのですよ。なんかこう、読んでて涙がとめどなくあふれてくる類の。でもぼく、こうも思うんです。今回の事件の深い闇は節子さんだけではなく、人間なら誰しもの心に巣くっているものだと…。




一月十九日(木)


よいこのえほんろとにーの一作目のフルボイス化を試みてみました。
未見の方は是非ノーマルバージョンからどうぞ。

⇒ボイスなし
⇒ボイスあり




一月十八日(水)


平和を愛する心、それだけでいったいなにが不満だというのでしょうか!それだけでいいじゃないですか!いったいこの人は唐突になにを言ってるのでしょうか。不思議。不思議です。人生は不思議が多いとたのしいものです。みなさんはたのしいですか?なにが不思議なんですか?モップは食べ物じゃありませんよ?本当?本当だよ。うっそだー。いや、マジでマジで。うっひゃーマジかよそいつぁたまんねぇぜー。パーン ………ゴトン。最近思うんですが、恋ってなんでしょうか。好き…、好きって気持ち…?この温かい気持ち…、このあなたを想う気持ちは恋ではないの?愛ではないの?自分に聞いてみても答えは出ません。平安時代の祭祀制度ってすごく興味がわくよね。




一月十二日(木)


困ったことになりました。なんでこんなことになってしまったんでしょうか。なにが悪かったんでしょうか。なにも起こってませんがなにが起こったことにすればおもしろいんでしょうか。そうだ、寿司飯にまぎれた酢の化学式が活性酸素の影響でササン朝ペルシアになったことにすればいいんだ!そんなみそ汁一本締め。




一月五日(木)


初心に帰る、というのはとても大切なことだと思います。たとえば創作活動をなさっている方においては、最初は作りたいという純粋な衝動で創作を行っていたのにいつのまにか地位や名誉のために作るようになりそしてやがて世界征服の手段としてその才気を、宇宙への夢を利用していくことになってしまうのです。そうです、ぼくらは宇宙飛行士になりたいのです。しかし宇宙はとても危険なところです。宇宙線、カレー、シチュー。日本の心が失われていきます。失われたのははたしてそれだけでしょうか。人として大切なものまで失ってはいませんか?罰ゲームは勝った人がやればいいと思いませんか?ぼくはね、進藤さん…。本当はこんな汚い真似なんかしたくはなかったんですよ。でも、会社のため…、家族のために…、他に…他にどうすればよかったって言うんですかッ!!肩をふるわせる彼の後ろ姿に、さきほどまでの剛直の人の影を見ることはできなかった。これが会社に人生を翻弄されし人間、そして、シチュー。




一月一日(日)


こんばんは、旅から帰ってまいりました。精神的な。精神的と言ってもそんな怪しい痛々しい感じではなく健康的に原色系の動物との対話と邂逅を通じて世界の経済界におけるユダヤ資本の影響力とお刺身はイトーヨーカ堂を見た後マルエツに行ったらマルエツの方が安かったわよそうそういつもマルエツの方がいいのよねぇみたいなことをしていて気がついたら2006年になっていました。恐ろしい話です。そして新年早々更新しようと思ったらこのサイトが自分のサイトである自信がないわけです。過去ログとか読んでもこの人がなにを言っているのかさっぱりわかりませんし、なにを伝えたいのか全くもってわかりません。考えるんじゃない、感じるんだ。ドント、シンク、えーと、ハート?ハート、シューティング、ユーアー、ラブ、ライク、あー、えーと、ハンズ?東急ハンズ?フィール、みたいなね、愛の豊かさがね、世界を救うんだよね。そこらへんはけっこう曖昧なんだけどね、地球的には。地球もほらけっこうアバウトだからね。砂糖と塩が間違ってるくらいじゃ動じないようなね。えらいよね、ぼくもそんな大人になりたい。そんな感じでざっと去年を振り返ってみましたが自分的総評としてはかなりよい一年だったと思います。サイトに関しては例年どおりやる気があるときは更新してないときはさぼるという自由度あふれてのびのびと健やかに運動し、私生活に関してはなんかとても愛に満ちたプライベートなラビリンスみたいなジェノサイドっぽくよかったです。今年もこんな感じで好きかってにやっていけたらいいなぁと思います。もうね、なんかね、がんばっちゃうよ。こう、気の充実ぶりとかね、自分で言うのもなんだけど、なんだろうね、こう、なんだろうね、今年はダメだと思うよ。いぇーい。